松山藩が無事を祈った神社
愛媛県松山市神田町1-7
三津厳島神社
創建は、大和朝廷が栄えた600年代、第32崇峻天皇(すしゅんてんのう)の時代に
九州宗像大社から宗像三女神を迎えたのが始まりとされています。
8世紀初めに安芸厳島神社の神を迎えて厳島神社となったが、当時宮前地区にあった同社は
1600年の関が原の役に乗じて起こった苅屋敷の戦において、戦火にかかって消失しました。
その2年後に現在地へ建立されました。
江戸時代に参勤交代が確立すると松山藩の庇護を受け、藩主は三津御船手組の運行する
海路をとることになりました。
そのため歴代の松山藩主が参勤交代の都度、藩内平和と道中の無事を祈願しました。
現在は、厄除け、交通安全、子育ての神様が祀られ、除災招福の神として、
松山を代表する神社となっています。
馬を奉納していたことから、馬の銅像が置かれています。
【スポット情報】
- 三津厳島神社
- 住所:松山市神田町1-7